top of page

作法の意味


「いただきます。ごちそうさま。」

我々が当たり前に食前、食後に発する言葉は諸説ありますが、昭和に入り定着した言葉です。

私はこの言葉が大好きでたまりません。

素晴らしいご縁を賜り一汁一菜の精進料理とお話をさせていただきました。

臨済宗の修行道場の食事風景に言葉が出てくるのは、食事の時に読み上げるお経の声だけです。その中でも今回は施食の偈、食事五観文、食事誓願の偈、食事の偈を皆様にお伝えすることで「いただきます。ごちそうさま。」に込められた純粋かつ明瞭な意味を合わせてお伝えいたしました。

自分がいただく食べ物も等しくこの世に生を受けた命、自らが生きるためにその命を食らう、その事への感謝。そして命をいただいて繋いだこの命を必ずや活かして今日を生きる決意。食事という当たり前に我々が行う日常にこのこころを持ってもらう。精進料理を通じて説法をする事までが私は必要であると思うわけです。

礼儀作法の形骸化が進む昨今、私が多くの人々にお伝えしたい事を伝える場を賜りましたこと感謝申し上げます。

最新記事

すべて表示

明けましておめでとうございます。新年のご挨拶が遅くなりまして誠に申し訳ございません。 昨年も皆々様のお陰をもちまして無事の一年となりました。 日本情勢、世界情勢共に不安を抱えたまま新年を迎えたと思われる方が大勢かと存じ上げますが、一歩一歩着実にそれぞれが直面する課題と向き合うことで活路はひらかれると確信しております。 ウクライナで多くの国民の方々が不安に夜を眠れずにおられます。我々も出来ることを精

bottom of page