2020年1月24日鉄庵道生禅師画讃 詩 鹿柴 (ろくさい)王維王維 空山不見人 空山人を見ず, 但聞人語響 但(た)だ人語の響きを聞く。 返景入深林 返景深林に入り, 復照青苔上 復(ま)た青苔(せいたい)の上を照らす。 人影のないひっそりとした山の中、誰かの話し声だけがこだまして聞こえてくる。...
2020年1月22日寺宝「酒茶論」「酒茶論」当院の寺宝である掛け軸。 酒と茶どちらが優れているか競い合う二人に後から来た老人が「どちらも水が無いと出来ないのに何を争うことがある。茶には茶の良さ、酒には酒の良さがある。それでいいではないか」と諭す内容が二千余字で書かれた文字だけの軸物です。...