2021年3月22日四月より朝粥坐禅会を再開いたします京都の緊急事態宣言解除に伴い、朝粥坐禅会を再開いたします。心と体を調え爽やかな朝を迎えましょう。我々の五感を大切に、ここを養う禅のおしえ皆様と共にしましょう。尚、朝粥坐禅会は先着10名様までとさせていただきます。事前予約が必要となりますので宜しくお願いいたします。養徳院ホームページお問い合わせよりお申し込みください。
京都の緊急事態宣言解除に伴い、朝粥坐禅会を再開いたします。心と体を調え爽やかな朝を迎えましょう。我々の五感を大切に、ここを養う禅のおしえ皆様と共にしましょう。尚、朝粥坐禅会は先着10名様までとさせていただきます。事前予約が必要となりますので宜しくお願いいたします。養徳院ホームページお問い合わせよりお申し込みください。
2021年3月22日四月から月例御朱印再開いたします4月から月例直書き御朱印授与を再開します。第一土曜、日曜ですので4月3日4日が授与日となります。 1月に授与する予定でした牛と無事の御朱印を直書きさせていただきます。 「牛歩堂々」 牛の歩みはとろくさい、だらだらしていると揶揄されますが、一歩一歩力強い歩みは確かに大地をしっかりと踏みしめたもの。苦労を拒み、便利に慣れた我々は学ぶことがあるかと思います。 「無事」 年末に近づくと良く茶の間に掛けられるお軸の代名詞ですね。本当の無事とは何でしょう?何事もない一日を迎えることが出来ることです。我々からすれば何でもない一日こそ有難い一日なのです。当たり前を大切に思える心こそ「無事」なのです。4月の月替わり書き置き御朱印は蝶々が舞う御朱印です。 「花無心招蝶」 「はなはむしんにしてちょうをまねく」と読みます。花は蝶々を呼ぼうとして咲くわけではありません。精一杯生きるため大地に根をおろし、養分を取り込み花を咲かせるのです。そこに蝶々が花粉を求めてやって来るだけのこと。人間は利害関係を考え、こいつと付き合えば得で、こいつと付き合えば自分が苦労するから無視をする、なんて考えをしがちですね。しかし全く間違った考え方です。自分の成すべき事をすれば自ずと人が集まり、人が去るのです。自然の妙景が我々に気付きを与えます。
4月から月例直書き御朱印授与を再開します。第一土曜、日曜ですので4月3日4日が授与日となります。 1月に授与する予定でした牛と無事の御朱印を直書きさせていただきます。 「牛歩堂々」 牛の歩みはとろくさい、だらだらしていると揶揄されますが、一歩一歩力強い歩みは確かに大地をしっかりと踏みしめたもの。苦労を拒み、便利に慣れた我々は学ぶことがあるかと思います。 「無事」 年末に近づくと良く茶の間に掛けられるお軸の代名詞ですね。本当の無事とは何でしょう?何事もない一日を迎えることが出来ることです。我々からすれば何でもない一日こそ有難い一日なのです。当たり前を大切に思える心こそ「無事」なのです。4月の月替わり書き置き御朱印は蝶々が舞う御朱印です。 「花無心招蝶」 「はなはむしんにしてちょうをまねく」と読みます。花は蝶々を呼ぼうとして咲くわけではありません。精一杯生きるため大地に根をおろし、養分を取り込み花を咲かせるのです。そこに蝶々が花粉を求めてやって来るだけのこと。人間は利害関係を考え、こいつと付き合えば得で、こいつと付き合えば自分が苦労するから無視をする、なんて考えをしがちですね。しかし全く間違った考え方です。自分の成すべき事をすれば自ずと人が集まり、人が去るのです。自然の妙景が我々に気付きを与えます。
2021年3月1日開山堂の侍真 妙心寺の開山無相大師様、開基花園法皇様の御霊をお祀りする開山堂と玉鳳殿。朝晩お勤めのご奉仕を一か月させていただく役の事を「侍真(じしん)」と言います。この役職は各塔頭寺院が責任を持ってご奉仕する大切なお役目です。 朝の鐘を撞くときに境内を見渡たすと雲一つ無い空、澄み切った空気を全身に受け晴れ晴れとした気持ちになります。650年超の時を感じさせる境内を見ながら歴史を感じずにはいられません。私の人生はこの妙心寺の歴史に比べれば点にすぎません。多くの高僧が脈々と引き継いだこの妙心寺の法を絶やさぬよう心に誓い、私もこれから続く妙心寺の線を繋ぐ点となるべく精進することを誓う気持ちに改めてなります。
妙心寺の開山無相大師様、開基花園法皇様の御霊をお祀りする開山堂と玉鳳殿。朝晩お勤めのご奉仕を一か月させていただく役の事を「侍真(じしん)」と言います。この役職は各塔頭寺院が責任を持ってご奉仕する大切なお役目です。 朝の鐘を撞くときに境内を見渡たすと雲一つ無い空、澄み切った空気を全身に受け晴れ晴れとした気持ちになります。650年超の時を感じさせる境内を見ながら歴史を感じずにはいられません。私の人生はこの妙心寺の歴史に比べれば点にすぎません。多くの高僧が脈々と引き継いだこの妙心寺の法を絶やさぬよう心に誓い、私もこれから続く妙心寺の線を繋ぐ点となるべく精進することを誓う気持ちに改めてなります。