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第五回「坊さんが話す。坊さんと話す。」


第四回は三人の禅僧が禅宗の道に進んで今をどう生きているか其々に話しました。常に自分を見つめて今を生きる、其々の形を皆様と共有させていただきました。 第五回は「随所に主となれば、立つところ皆真なり」という臨済宗の開祖、臨済義玄の言葉をメインにお話を進めていきたいと思います。 如何なる場合でも束縛されず、主体性をもって真実の自己のまま行動し、力の限り生きていく。そうすれば何ごとにおいても、如何なるところにおいても、真実を把握することが出来る。その時、その場になりきっていれば、そのままが真実であり、自在の働きが出来るのです。 一人一人が今、自分にしかできないことがあります。それにどれだけ打ち込めるかによって「随所に主となる」ことが出来るのです。 今回はこのメインテーマを、私が精進料理をイベントごとに皆様に呈膳することと併せてお話していきます。ご参加いただける方は養徳院ホームページ上(youtokuin.or.jp)お問い合わせからか、Facebookメッセンジャー、Instagramのメッセージよりご連絡ください。

◆日時 5月15日(金) 19:00~21:00 ◆場所 ZOOM ◆お問い合わせ 養徳院のホームページ(youtokuin.or.jp)のお問い合わせ Facebookメッセンジャー Instagramのメッセージ 主催者プロフィール 【氏名】 横江一徳(よこえ・かずのり) ・養徳院副住職 ・花園中学非常勤講師 【経歴】 17歳の時、一年間のニュージーランド留学を経験。多くの外国人留学生との出会いから多種多様な意見を交換して交流を深め、世界の広さを痛感したことをきっかけにジャーナリズムに興味を持つ。新聞記者になることを目標として龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科でジャーナリズムを専攻し卒業。 卒業論文で題材にした「宗教者の戦争責任」を製作中、日本伝統教団が犯した戦争加担行為があって尚、信仰を集める現存仏教の在り方を自分なりに表現したいと思い、養徳院の跡を継ぐ為、修行道場に行くことを決める。 卒業後、大本山建仁寺の専門道場にて2年3か月の修行ののち、養徳院の副住職となる。精進料理や御朱印、坐禅会、対話会など催しを通じて禅を伝える取り組みを行う。 花園中学高等学校の非常勤講師として宗教を担当。若い方々が心を養い自分の考えを発言できる世の中を願い日々活動する。

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