看よ看よ臘月尽く

千両がお寺の庭に実を結びいよいよ年の瀬を感じる季節となりました。

復擧。香林因僧問。萬頃荒田是誰爲主。

林云。看看臘月盡

復(また)挙(こ)す、香林(きょうりん)因(ちなみ)に僧(そう)問(と)う、「万頃(ばんけい)の荒田(こうでん)是(こ)れ誰(たれ)か主(しゅ)と為(す)る」。

林りん云いわく、「看みよ看みよ臘月(ろうげつ)尽(つ)く」。

虚堂録にある一文です。「誰にも耕される事無く放置されている広大な田を一体どうするのか?」という問いに対して「もう12月も終わりを告げるぞ」と答えたお話。

「荒れ果てているなぁ、何とかしないとなぁ、どうしたもんかなぁ。」などと言っていても事態は変わりません。自ら動かねば何も現状は変わらないのです。

未曾有の危機が世界中を席巻してしますが、立ち向かうためには我々一人一人に何が出来るか、そしてどう行動に移すかが大切なのです。

「立ち止まっていれば一年の終わりが来るどころか、己の一生の終わりが来るかもしれないぞ。」これは脅しでも何でもありません。

今を精一杯生きなければ明日など来ません。年の瀬が迫る今日この頃、一層気を引き締めて参りましょう。コロナに苦しむ人々に慈しみを持って行動し、誹謗中傷無き事を切に祈ります。



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