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暑さが一層増してきた京都、夏の到来を感じますね。

8月と9月に関しましては月例御朱印を中止させていただきます。お楽しみにしていただいている皆様には大変申し訳ございません。10月に関しましては現在の所第1週の授与を考えております。

酷暑でございます、皆様御身御自愛下さいませ。



如今放擲西湖裏 下載清風付与誰(にょこんほうてきせいこのうちあさいのせいふうたれにかふよせん)『碧巌録』四十五則


西湖は中国十大風景名勝の一つで杭州の第一の名所です。中国の南北を繋ぐ重要な交通、交易の拠点であります。この西湖に荷を運ぶ帆船を想像してください。重き荷を乗せて船足は遅く、帆船とはいえ人力で乗り越えねばならぬ関門は山ほどありとてもつらいものです。

たった今西湖に着き、荷を下ろす(如今放擲西湖裏)。

荷を下ろした船は身軽になります。

そしてただただ流れに乗って下っていく

この涼やかな風を誰かに分けてやりたいものだ。(下載清風付与誰)

船頭はじめ船乗りの晴れやかな顔が浮かびますね。


日本には「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」という徳川家康の遺訓があるそうです。戦国の世に囚われた考え方で私は好きではありません。なぜならば後に「不自由を常と思えば不足なし。(不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。)」と続くからです。不自由があるから自由を感じる、悲しみがあるから喜びがある。戦国の世という修羅が横行する世において、天下取りに囚われた一人の男の言葉です。


『碧巌録』四十五則と徳川家康の遺訓の違い、それは分かち合うことと自身の経験から来ることを強いることの差です。想いは自由、情景を思い浮かべれば分かち合えることが「如今放擲西湖裏 下載清風付与誰」にはあります。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」には自身しかありません、そして急ぐべからずと。重き荷とすら思わない、急ぐなんて感性は人それぞれ、そもそも急がぬ者もいる。遠き道などと言ってる間に今あっけなく死んでしまうことがあるのが人の命であります。


重き荷を積んでおれば船足は重い、しかし船から荷が下りれば軽くなる、自然と船足は軽くなり、風を感じる余裕が出る。当たり前と向き合った先に感じることを分かち合う詩に触れることが出来る私は幸せです。皆様にとっての下載清風が訪れます事お祈りしております。


コチラの御朱印はうちわ御朱印をご予約いただいた方々限定で授与させていただく御朱印です。三ヶ寺合同のうちわ御朱印ですので三ヶ寺それぞれに特別授与の御朱印がございます。大雄院さんのホームページで御予約が出来ますので是非よろしくお願い致します。


[ 期 間 ]令和4年7月1(金),2(土),3(日)/8(金),9(土),10(日)


[ 時 間 ] 9時・10時・11時・13時・14時/各回10人ずつ※予約制


[ 志納金 ]京うちわ一体、三ヶ寺共通拝観券付き 4000円


各寺院にて

うちわ御朱印期間限定の御朱印授与がございます(1000円)

※うちわ御朱印にご予約頂いた方に授与いたします


ご予約

大雄院HP「御朱印」ページにて受付中です


daiouin.com

妙心寺山内の大雄院・桂春院・養徳院の三ヶ寺がコラボレーションして第二回目の「うちわ御朱印」を7月1 .2 .3 .8 .9 .10日の10日間300枚限定で授与いたします。

京都独特の蒸し暑さに爽やかな風を届ける京うちわ、そのうちわを御朱印にして皆様にお届けする。この取り組みのきっかけはコロナによって影響を受ける京都のうちわ屋さんとその周りで必死に京都を盛り上げようとする方々からのご提案でした。


「うちわに御朱印を書くことは可能でしょうか?」

このご質問を戴いた時、ある風景が浮かび上がりました。御朱印が入ったうちわ片手に京都の町を大勢の人々が歩く、そして色々なところを訪れ京都の魅力に触れていただく、そんな風景です。


お寺は多くの伝統技術によって支えられています。そしてその素晴らしさを多くの人々に伝える事もまたお寺の役割です。多くの人が憧れる京都の文化は伝統工芸無しには語れません。お寺の本堂を優しく照らす和蝋燭、京都の街並みを引き立たせる建仁寺垣、夏になれば葭障子が目にも涼やかさを届ける。多くの職人さんと共に京都を盛り上げたい、そう思いこの「うちわ御朱印」の授与が決定いたしました。この取り組みは今回だけでなく、京都の夏がある限り、より多くの人が京都の魅力を知ってもらうためにずっと続けてまいります。


第二回は「起清風(せいふうおこる)」の三文字を三ヶ寺で一字ずつ扇面に授与いたします。うちわの反対側の扇面には三ヶ寺共通の紋「向かい鶴」があしらわれ、持ち手にはこの三ヶ寺が水庵禅師の徒弟(お弟子)であるということから「水庵」という焼き印が押印されています。

「起清風」とは禅語である「歩歩起清風(ほほせいふうおこる)」からとりました。真剣に今を生きている人の姿には清らかな風が吹くという意味です。誰かの為に生きるという事は自分の為に生きているからこそ。うちわを手に取る皆様に清らかな風が吹くことを願っております。


またお申込みいただきました皆様にはそれぞれのお寺で書かれる一字に因んだ直書き御朱印を合わせて授与いたしますので御朱印帳をお忘れなく、皆様のご来院を心よりお待ち申し上げております。

より多くの人が京都の魅力を知っていただくために。


【予約方法】

大雄院HP

https://www.daiouin.comよりご予約下さい。

6月12日午前10時より予約開始いたします。


【拝観方法】

ご予約いただきました方は始めに養徳院にお越しいただきましてうちわを授与させていただきます。そこから大雄院、桂春院と順番にお回りいただきますのであらかじめご了承くださいませ。うちわが三ヶ寺共通の拝観券の代わりになります。


【時間】各時間10名ずつの授与となります

9時~14時

9時

10時

11時

・(12時~13時は休憩)

13時

14時


【料金】

うちわ御朱印・三ヶ寺共通拝観付き4000円

三ヶ寺それぞれの直書き御朱印 志納金1000円(うちわ御朱印を予約した人のみの授与となります)

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