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観月會

  • 執筆者の写真: 養徳院
    養徳院
  • 2021年9月21日
  • 読了時間: 0分

中秋の名月を拝むことは叶いませんでしたが本堂にて諷経させていただきました。

 薬師如来の両脇に日光菩薩、月光菩薩がおられます。このコロナ禍において薬師如来の妙薬とは何か?月光菩薩様ならば他者を思う心がまさにそうだろうと説いて下さるでしょう。

 我々医学の知識は無けれども、命を尊ぶ心を持ち合わせています。曖昧な数字で誤魔化し、偽りの安楽を与えることがコロナ禍における誠実ではなく、危機を持ちながら一人一人が向き合うことこそ今我々に求められることです。

吾心似秋月 碧潭清皎潔

(わがこころしゅうげつににたり、へきたんきよくしてこうけつ)

青く澄んだ水面に移る秋月の如く、曇り無き眼で清らかに生きる大切さを噛みしめさせていただきました。


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