
【2月直書き御朱印のお知らせ】
◆日時◆
2月1日(土) 9時~16時
2月1日(日) 9時~16時
◆場所◆
養徳院 書院「帯谷庵」
◉見開き
「貪って憎む愚かな吾が鬼 今こそ醒めよ内に鬼あり」
仏教に「三毒」と言う言葉があります。
貪(貪りの心)、瞋(憎しみの心)、痴(愚かな心)の三つを仏教では
「三毒」といい我々の心の毒と説いております。
日本の鬼を想像してみてください赤鬼、青鬼、黄鬼がおります。
赤鬼は強欲で、青鬼は憎しみに溢れ、黄鬼は平常心を失ったものと考えられているそうです。
これら鬼はまさに我々人間が自分を失った状態の具現化です。
これらは我々の心の中に必ず存在しています。
足るを知れば貪らず、己を知れば憎しまず、限りを知れば心穏やか。
周りに流され振り回されるのではなく
自分と向き合う節分になることを切に願います。
◉片面
「為福 (福と為す)」
「禍を転じて福と為す」という言葉は有名です。
「禍福は糾える縄の如し」という言葉も同じく有名ですね。
いつまでも良いということは無いのです
もちろんそうあればどれだけ有難いことでしょう。
ですが私たち人間は年を取り、若かったころの様に体を活発に動かせなくなり、病を得て死ぬのです。
思い通りにならないことがあって当然です。
その時にどう動くかで「禍を転じて福と為す」ことが出来るのです。
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