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12月の直書き御朱印


 京都もいよいよ冬の訪れを感じる寒い気候となりました。今月の御朱印日は4日(土)5(日)です皆さま暖かくしてご来院下さいませ。


歳月不待人(歳月人を待たず)

 時の流れが止まることはありません。あっという間に今年も暮れとなりました。我々着実に死に向かって生きております。髑髏(しゃれこうべ)になるまで生き抜くことで命と向き合おうではありませんか。


無(む)

 花を見て美しいと思うことに理由はいりません。秋の山々が色付く様を見て感嘆の声をあげるのも、沈み行く夕日に見とれるときも気が付いたら心が引き寄せられている。あれこれ理由をつけなくても今その現象と一つになっている。禅の無とはこの事を指します。


無事是貴人(ぶじこれきにん)

 ああなりたい、こうなりたいと思うことは良いことです。しかし求める余り至らぬ自分に苛立ったり、周りに憤りの念を懐いていてはまだまだです。全てを受け入れ揺さぶられない心を無事と言います。

そういった心がある人は尊い方(貴人)である。我々はそう思うのです。


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10月の直書き御朱印授与日ですが法務の為10月7日(土)10月9日(月)とさせていただきます。三連休のご予定を立てておられた方誠に申し訳ございませんが何卒宜しくお願い申し上げます。申し訳ございません

「恥を知れ」なんて叱り方は死滅してしまったのかもしれません。「恥ずかしい思いをしないように」と多くの大人が子供たちに言っている場面をよく見かけます。恥ずかしい思いをしない為に知識を身に付ける勉強、体力をつけるための運動が存在しているのが今かなと思います。 しかしそれよりもっと大切なことは「恥ずかしいことをした!」と思える心を育むことです。「誰かに迷惑をかけてまで自分の為だけに行動してしまった!恥ず

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