10月月例直書き御朱印のご案内


緊急事態宣言の解除を受けて月例直書き御朱印の授与を再開いたします。10月2日(土)3日(日)のいずれも9時~16時までとさせていただきます。


「吾心似秋月」(わがこころしゅうげつににたり)


禅僧寒山の詩の一節です。秋の澄みきった空に浮かぶ月の如く私の心に一点の曇りもないというこの詩は、我々禅僧が常に持つべき心の有り様を説いています。自分が世界を見ていると思って見る景色、世界の一部に私がいると思って見る景色、この二つの違いは何でしょう?これが分かれば心が更に磨かれるはずです。


「不識」(ふしき)


10月5日は達磨大師の御命日です。達磨大師は武帝との問答で完膚なきまでに武帝を喝破した挙げ句、あなたは何者か?と訪ねる武帝にただ一言「不識」と達磨大師は仰いました。「知らん!」と仰ったのです。自分が向き合い、どう思うかが相手そのものであるのにまだ聞くか。鋭い達磨大師の一言です。我々はしっかりと見ているのか?正に核心を突く一言です。


「紅葉舞秋風」(こうようあきかぜにまう)


月替わり禅語御朱印のこの言葉は10月にぴったりの言葉かと思います。大自然の妙景に気付きがある。秋風に舞う葉っぱを見れば秋を感じ、その肌寒くなった風を感じればやがて来る冬の訪れを感じます。五感を研ぎ澄ますことこそ今を生きる我々が求められていることではないでしょうか?