第四回 「坊さんが話す。坊さんと話す。」 今回は私と縁がある禅宗の僧侶のお二方に参加していただき、禅宗の僧侶三人がZOOM上で皆様とグループディスカッションを行います。一人一人の僧侶の思い、気付きを共有することで改めて自分を見つめる会といたします。禅宗は己の実体験を踏まえ、それぞれ個性の色を存分に出し、日々の精進の中から研鑽を積む宗派です。三者三様の禅を皆様と共有できることを楽しみに皆様のご参加心よりお待ち申し上げます。 ◆開催日時 5月8日(金) 19:00~21:00 (時間を過ぎてもルームはオープンしておきます。お時間のある方はどうぞ残ってお話ししましょう。) ◆テーマ 「なぜお坊さんをしているのか ~答えの無い問い~」吉田叡禮 「悩み、迷い、やがて点が線となる」小澤大吾 「禅宗坊主という生き方・振り返れば道がある」横江一徳 ◆イベントスケジュール 19:00~19:10 参加者の出席確認 19:10~20:20 20分×3人のグループディスカッション(交代時に5分休憩) 20:25~21:00 参加者皆様の感想、質問を軸に対話 ◆参加方法 各和尚のメッセンジャー、もしくは養徳院のホームページ上お問い合わせにご連絡ください。メッセージを確認の後、URLとパスワードを送らせていただきます。 ◆プロフィール 【氏名】 吉田叡禮(よしだ・えいれい) ・九鬼神流(古武道)第二十一代師範家 ・観音禅寺住職 ・龍谷大学講師 【経歴】 1969年、兵庫県西宮市で信仰色の全く無いサラリーマンの家に生まれる。幼い頃は病弱であったが、剣道・柔道によって身体を鍛えられ、高校生のときに古武道の修行を始める。同じころ、比叡山で千日回峰行をされた阿闍梨さまと回峰道を歩いたことから、仏道に強い関心をもち、仏教を学びはじめる。 17歳で修験道総本山五流尊瀧院に弟子入りし山岳修行をする。花園大学に進学して仏教・禅を学ぶ。卒業後、黄檗宗で得度。駒澤大学の大学院で学んだのち、花園大学で非常勤講師として中国仏教(華厳学)や中国語などを教えていたころ、お世話になっていた教授のアドバイスがあり、紹介された現在の師匠に拾ってもらって、臨済宗妙心寺派へ転派。妙心寺専門道場で禅の修行をさせていただく。修行道場を退き、師匠の紹介で観音禅寺の住職となり、花園大学の専任講師・准教授・教授を経て、2018年に花園大学を離職。2019年1月から今年の春まで高野山で真言密教の修行をし、現在に至る。 【氏名】 小澤大吾(おざわ・だいご) ・東光禅寺住職 【経歴】 立命館大学卒。イギリス・Camphill障害者福祉コミュニティーケアワーカー。オランダ国立社会科学大学院大学(Institute of Social Studies)開発学修士課程修了。 民間企業勤務、国際協力機構(JICA)による開発途上国における政府開発援助の広報・調査業務等に従事。 京都・建仁寺僧堂、鎌倉・建長寺僧堂での修行を経て、2015年東光禅寺副住職、2019年2月より東光禅寺第22世住職。 月2回の月例坐禅会に加え、個人・プライベートでの坐禅体験、外国人向けプログラムも開催している。建長寺英語坐禅会指導僧。4月よりオンライン坐禅会を毎週水曜日に開催中。 【氏名】 横江一徳(よこえ・かずのり) ・養徳院副住職 ・花園中学非常勤講師 【経歴】 17歳の時、一年間のニュージーランド留学を経験。多くの外国人留学生との出会いから多種多様な意見を交換して交流を深め、世界の広さを痛感したことをきっかけにジャーナリズムに興味を持つ。新聞記者になることを目標として龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科でジャーナリズムを専攻し卒業。 卒業論文で題材にした「宗教者の戦争責任」を製作中、日本伝統教団が犯した戦争加担行為があって尚、信仰を集める現存仏教の在り方を自分なりに表現したいと思い、養徳院の跡を継ぐ為、修行道場に行くことを決める。 卒業後、大本山建仁寺の専門道場にて2年3か月の修行ののち、養徳院の副住職となる。精進料理や御朱印、坐禅会、対話会など催しを通じて禅を伝える取り組みを行う。 花園中学高等学校の非常勤講師として宗教を担当。若い方々が心を養い自分の考えを発言できる世の中を願い日々活動する。
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