top of page

瓦解体作業

養徳院本堂の屋根瓦がだいぶ外れて参りました。 主棟鬼飾りという鬼瓦の脇に位置する瓦には文化7年の物であるという彫りこみが見つかりました。1810年から現在に至るまで212年にわたり養徳院の屋根を守ってきていただいたのです。 お寺の屋根瓦の吹き替えは良く50年周期と伺うことがありますが、200年以上支えてくれたこの瓦を見るに当時の技術力は大変高く、継承されるべきものであると痛感いたしました。 建材にしても200年以上前の物を使用し、移築された本堂が解かれていく様子を見るともの悲しさと、これから200年以上どっしり皆様にひらかれた養徳院の本堂に生まれ変わる胸の高鳴りが同時にこみ上げてきます。



いいね! コメントする シェア

最新記事

すべて表示

本堂再建に向けて

お盆明けから棟上げに向けて材が運ばれています。年末には棟上げを迎える予定です。檀信徒の皆様、参拝をされる皆様には何かと御不便お掛け致しますが何卒宜しくお願い申し上げます。 暑い日々が続きますので御体ご自愛ください。

令和6年度 うちわまつりのお知らせ

息災を願う うちわまつり ​ー 千里同風 ー この夏も皆様の無病息災を願って、美しい散華型の厄除けうちわ守りを授与いたします 午前8時30分より大雄院本堂にて厄除け法要を行います。ご参加ください。また、3ヶ寺それぞれで特別御朱印を授与させていただきます...

Comments


bottom of page