妙心寺山内、大雄院・桂春院・養徳院の三ヶ寺がコラボレーションして「うちわ御朱印」を9月2日~5日に100枚限定で授与いたします。
京都独特の蒸し暑さに爽やかな風を届ける京うちわ、そのうちわを御朱印にして皆様にお届けする。この取り組みのきっかけはコロナによって影響を受ける京都のうちわ屋さんとその周りで必死に京都を盛り上げようとする方々からのご提案でした。
「うちわに御朱印を書くことは可能でしょうか?」
このご質問を戴いた時、ある風景が浮かび上がりました。御朱印が入ったうちわ片手に京都の町を大勢の人々が歩く、そして色々なところを訪れ京都の魅力に触れていただく、そんな風景です。
お寺は多くの伝統技術によって支えられています。そしてその素晴らしさを多くの人々に伝える事もまたお寺の役割です。多くの人が憧れる京都の文化は伝統工芸無しには語れません。お寺の本堂を優しく照らす和蝋燭、京都の街並みを引き立たせる建仁寺垣、夏になれば葭障子が目にも涼やかさを届ける。多くの職人さんと共に京都を盛り上げたい、そう思いこの「うちわ御朱印」の授与が決定いたしました。この取り組みは今回だけでなく、京都の夏がある限り、より多くの人が京都の魅力を知ってもらうためにずっと続けてまいります。
記念すべき第一回は「涼一味」の三文字を三ヶ寺で一字ずつ扇面に授与いたします。うちわの反対側の扇面には三ヶ寺共通の紋「向かい鶴」があしらわれ、持ち手にはこの三ヶ寺が水庵禅師の徒弟(お弟子)であるということから「水庵」という焼き印が押印されています。
「涼一味」とは暑さの中にあって、さっと涼気にふれることまだまだ残暑の厳しい9月、是非この「うちわ御朱印」で涼を感じてください。
またお申込みいただきました皆様にはそれぞれのお寺で書かれる一字に因んだ直書き御朱印を合わせて授与いたしますので御朱印帳をお忘れなく、皆様のご来院を心よりお待ち申し上げております。
コロナ感染拡大の状況を鑑みまして一時間当たり5人まで、また予約可能な方は京都府内にお住まいの方限定とさせていただく事となりました。当日平熱であることを確認し、マスク着用の上お気をつけてお越しくださいませ。
本来であればより多くの方々、他府県の方々にお越しいただきたく思います。しかしながらこの状況下において出来ることを考え、実行するためには致し方ありません。何卒ご了承のほど重ねてお願い申し上げます。
より多くの人が京都の魅力を知っていただくために
【特別直書き御朱印】
養徳院
月送涼(月涼を送る)
【予約方法】
(https://www.daiouin.com/)
【拝観方法】
ご予約いただきました方は始めに養徳院にお越しいただきましてうちわを授与させていただきます。そこから大雄院、桂春院と順番にお回りいただきますのであらかじめご了承くださいませ。うちわが三ヶ寺共通の拝観券の代わりになります。
【時間】各時間5名ずつの授与となります
10時~16時(12時~13時は休憩)
10時
11時
13時
14時
15時
料金
うちわ御朱印・三ヶ寺共通拝観付き4000円
三ヶ寺それぞれの直書き御朱印 志納金1000円(うちわ御朱印を予約した人のみ授与)
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