四カ寺を巡りご縁を繋ぐ「諸縁吉利の禅御朱印」


1月8日から25日までの間、長慶院・大雄院・福寿院・養徳院の四カ寺で御朱印を授与いたします。ご来院下さいます皆様と我々がご縁を賜わることはとても有難いことです。そして禅宗のお寺に来ていただくからには、禅とは心を養うことだと知っていただきたいのです。

禅と一言で申しましても「何がなんやら」と思われる方も多いのではないでしょうか?禅とはあるがままを受け入れる心であると話させていただいております。これは決して現状に満足し、状況に甘えて何も考えないという事ではありません。

天変地異、人心の移ろい、体の衰えなど日々状況が変わりますが、その中にあって変わらないものは何でしょう?自分を生きることではないでしょうか?その上で大切なことは情操を養い、いかなる時も自身で考え、動くことが出来る心を養うことが大切なのです。当たり前と言えばそこまでかもしれませんが、果たして我々人間はその当たり前をどれだけ出来ているでしょう?

日々自分を見つめて、心を鍛えていく上で大切な気付きに出会う言葉、それを禅宗では「禅語」と言います。今回それぞれのお寺で禅語を書いた四カ寺の限定御朱印を授与させていただきます。

養徳院が選びました禅語は「生死不二(しょうじふに)」です。不二とは、対立していて二元的に見える事柄も、絶対的な立場から見ると対立がなく一つのものであるという意味です。優しいと厳しいがいい例ではないでしょうか?両極端な事に聞こえますが、果たしてどうでしょう?間違った道に進もうとしている人を指摘する厳しい言葉は優しさではないでしょうか?このように相対で考えられていることも俯瞰してみると同じ事がこの世の中には満ち溢れています。生と死は対義語ではなく生きるからこそ死が訪れるのです。今確かにあるこの命大切に生きて遅かれ早かれ来る死に向かって精進していただきたい、そんな思いを皆様に伝えたいと思いこの言葉を選びました。

また養徳院では1月8日〜11日まで「四海天下」の御朱印を75枚限定で授与いたします。四海とは中国の昔の考え方で、中国を中心とする世界には4つの海があると考えられていました。つまり四海天下とは全世界という意味です。世界中が泰平であるという言葉に「四海隆平煙浪静(しかいりゅうへいにしてえんろうしずかなり)」という言葉があります。全世界を取り巻くコロナウイルスの脅威が1日でも早く取り除かれんことを祈り、この言葉の御朱印を各カ寺でそれぞれ日を分けて授与いたします。「四海天下」の御朱印授与日に関しましては

1月8日〜11日 養徳院

1月12日〜15日 福寿院

1月16日〜20日 長慶院

1月21日〜25日 大雄院

でございます。この御朱印は書置きでの対応になります。皆様のご来院を心からお待ち申し上げております。